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郊外っ子にとっての『トウキョウ』


私の大好きな雨宮まみの『東京を生きる』や、山内マリコの『ここは退屈、迎えにきて』など。

数々の作品に取り上げられる、東京と、それに憧れる女子達。

ネットでも東京VS田舎で語られることが多いし、何かと見逃されがちなのが「郊外」です。

ここでいう「郊外」とは、東京都下や神奈川、埼玉、千葉などの、電車で数十分かけたら東京の大きな駅にアクセスできる地域、とします。

数十分かければ都心へアクセスできる郊外っ子たちの上京意欲のなさ。

東京は隣町です、みたいな感じで「上京!」っていうやる気や気合いはありません。

毎日通学で県境を電車で通るし、普通に電車で遊びに行けるので、わざわざ都内に「上京!ひとり暮らし!」という意識を持って越す人は少ないのではないかなーと。

周りや自分を見ていて思う。

大学も多くの場合都内の大学に通うけれど、わざわざ一人暮らしはしないかな、という感じ。

代々東京に暮らしています(その中でも城東の下町民、城南のおハイソ民などと分かれているらしい)という東京女子の感覚もわからないし、地方の田舎出身の上京女子の感覚もわからない。

長期の休みに、実家や祖母宅に帰る時も、「帰省する」というには微妙な感じ…(同じ神奈川や埼玉県内で帰省するとか)

典型的郊外っ子

・スーパーやコンビニ、ドラッグストアは近くにあるので買い物はそこで済ませる

・服や大きな買い物をする時は近くの大きな駅に行く

・近所づきあいは薄いほうだ

・ビルばかりの都会もずっと住むのは疲れるしガチな田舎も嫌だ

東京に、良くも悪くも夢を持ってない、現実的な郊外っ子。

個人的には田舎に育った上京女子の、「東京で暮らしたい!」というガッツに興味があります。

私の友人は謙遜のつもりか何かで、「〇〇出身だけど田舎だよ~」とよく言いますが

本当に地方出身だという人にとってはカチンとくるらしいとか、

山手線の内側駅に暮らしていて埼玉に越してきた人は、今まで電車が3分に1本来ていた環境だったのに、10分に1本になって不便だとか、何にもないだとか…

人それぞれだなあと思って見ています。

東京は嫌だ。でも田舎も嫌だ。というネットの論争。

そこで出てくるのが郊外暮らし。

電車の混雑は対価です。もう開き直って始発駅やたくさん乗り込んでくる駅より前の方に住んでみてはいかがでしょう。私の最寄り駅からも、工夫次第で座って通勤できます。行き帰りは読書や音楽を聴いて自分の時間を過ごしてください。